検察官「繰り返したきっかけが、”いたずら心”である、と。陰茎触ったりしてるけど、性的興味は?」
被告人「全然、ありません」
検察官「あなたのケータイのブックマークに”ガテン野郎の行為”とか同性愛のサイトがありましたけど、男性に性的興味はあった?」
被告人「はい」
検察官「で、子どもにはなかった、と」
被告人「はい」
検察官「こういう行為に及んでいるし、最終的には子どもに性的興味あったんじゃないの?」
被告人「いや、子どもには持ってません」
検察官「あと、逮捕されて否認してたのはなぜ?」
被告人「頭と気持ちの整理がつきませんでした」
検察官「取り調べで”身に覚えがない”とウソまでついたのはなぜなの?」
被告人「整理がついてなかったからです」
検察官「ウソによって、被害児童が何度も調べを受けて事件を思い出したり、怒りが増幅するって思いませんでした?」
被告人「色々なことを考えて整理つきませんでした」
整理つかずの一点張り。正直に認めると仕事をクビになるとか、刑罰があるとか考えて、整理がつかなかったんでしょう。と、思ったら、
検察官「整理、整理って何を整理したかったの?」
被告人「いつやったのかを思い出すのが精一杯で」
検察官「は?事実関係の整理?」
被告人「そうです」
検察官「それなら取り調べで、”やったけど、日付までは覚えていない”って言えばいいだけのことじゃないんですか?」
被告人「当時は、頭の中がパニックで…」
この裁判の逮捕時の記事