阪大助教夫婦を逮捕 高齢の母親暴行死容疑
産経新聞 2012年3月15日(木)21時14分配信
母親を暴行して死なせたとして、大阪府警東住吉署は15日、傷害致死の疑いで、長男で大阪大学歯学部助教、佐保輝之容疑者(52)=大阪市東住吉区=と妻の無職、ひかる容疑者(48)を逮捕した。同署によると、輝之容疑者は「母がつかみかかってきたので制止したが、暴行はしていない」、ひかる容疑者は「私はやっていない」といずれも否認している。
逮捕容疑は昨年6月20日未明、自宅マンションで佐保容疑者の母親、重子さん=当時(80)=に顔を殴るなどの暴行を加え、同日午後6時ごろ、外傷性ショックで死なせたとしている。
同署によると、2人は重子さんと父親(83)、長女(16)の5人暮らし。同日午後8時ごろ、仕事から帰宅した佐保容疑者に対し、父親が重子さんの顔色が変わっているなどと訴え、佐保容疑者が「様子がおかしい」と119番。救急隊が駆けつけたがすでに死亡していた。
司法解剖の結果、重子さは肋骨(ろっこつ)が数本折れていたことが判明。顔や手足にあざもあり、同署は事件性があるとみて捜査していた。
同署によると、2人は重子さんと普段から折り合いが悪かったといい、詳しい状況を調べている。