大学院入試の類似問題漏らす 東北大教授を停職5カ月
2012.3.16 22:01 産経新聞
東北大は16日、大学院博士課程の入学試験をめぐり、受験生2人に対し、実際に出題されたのと類似した問題を事前に漏らしたとして、50代の男性教授を停職5カ月の懲戒処分にしたと発表した。
大学によると、大学院工学研究科博士課程の入試問題を作成する「作題委員」だった男性教授は平成22年、指導を担当していた男子学生2人に「理解度チェック」と称して、実際に出題されたものに類似した問題を解答させていた。2人は試験に合格した。
また、教授が作題委員の責任者を務めていた21年8月の大学院入試では、教授の身内が受験することを知った後も、責任者として作業を続け、試験の公平性を損ねたなどとしている。身内への問題漏えいは確認されていない。