個人情報:定時制入試関連のUSB紛失、校長がうその説明−−天草高 /熊本
毎日新聞 2012年4月4日(水)14時52分配信
県教委は3日、県立天草高(橋本和夫校長)で定時制入学試験の採点途中結果を入れたUSBメモリー(外部記録媒体)を紛失し、校長がうその説明を県教委や報道機関にしていたと発表した。懲戒処分を検討する。
橋本校長によると、メモリーは3月9日午後0時20分〜55分の間、採点作業をしていた同校会議室で紛失。メモリーには得点を検算するデータが入っており、定時制の全受験者6人の受験番号と、検算を終えた3教科の得点、各問題の正誤が入力されていた。受験者は全員が合格した。入力データの流出は確認されていない。
翌10日まで探しても見つからなかったため、橋本校長が教頭、教務主任に指示し別のメモリーを用意。見つかったことにして、職員には「詳しいことは言えない」「口外しないように」と説明、県教委にも報告しなかった。同月29日には、報道機関から紛失について取材を受け「見つかった」とうそをつき、翌30日に県教委にも同様の報告をした。
4月2日に再度取材を受けたため、隠しきれないと県教委に事実を説明したという。橋本校長は「大きくニュースになり、職員が疑われ学校の名誉も傷つくと思った。公務員、教育者として、してはならないことで情けない」と話した。【結城かほる】
4月4日朝刊