旅費不正請求:教授を停職1カ月、秋田大処分 /秋田

旅費不正請求:教授を停職1カ月、秋田大処分 /秋田
毎日新聞 2012年4月12日(木)12時55分配信

 秋田大は11日、出張旅費など計約45万円を不正請求したとして、同大付属病院長の60代男性教授を停職1カ月の懲戒処分とした。
 同大によると教授は、07年6月に関西空港から新大阪駅まで製薬会社のタクシーチケットで移動したのに、同区間の電車賃を請求▽08年2月に大阪、5月に横浜でそれぞれ学会の講演会講師を務め、謝礼金の領収書に「含む交通費」とただし書きがあるのに別途交通費を請求▽08年10月に九州で営まれた母親の葬儀で、自身と参列した同大教職員3人分の旅費を「大学との研究打ち合わせ・視察」として奨学寄付金から支出−−などの不正請求をしたという。
 同大は昨年12月に調査委員会を設置して調査。今年3月に懲戒処分の方針を決めた。これに対し、男性教授は今月6日、「手続き上のミスで故意ではない。金額は高額ではなく、処分は重すぎる」として不服を申し立てたが、11日の同大教育研究評議会で却下された。大学は不正請求分の返還を求め、刑事告訴はしない方針。
 同大によると、旅費の精算には原則として領収書の添付を求める規定があったが、添付がなくても申請が認められるケースがあったという。
 停職期間中は病院長の職務代行者を置く。熊田亮介副学長は「本来管理監督すべき立場の者がやってはならないことをして大変残念で申し訳なく思う。再発防止策など必要な対策を早急に講じたい」と話した。【坂本太郎】

4月12日朝刊

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