生徒の成績記載用紙を再利用…「見える」と回収

生徒の成績記載用紙を再利用…「見える」と回収
2012年5月2日12時26分 読売新聞

 横浜市教育委員会は1日、市立緑が丘中学校(青葉区)で、189人の氏名と教科の評定が書かれた用紙を、誤って生徒用の配布プリントなどとして再利用したと発表した。

 市教委北部学校教育事務所によると、同校では昨年12月、当時3年生の進路指導担当だった男性教諭(56)が資料として、3年生全員にあたる男女189人の氏名、学年、出席番号と2年生と3年生時の9教科の評定が印刷された紙を印刷。指導に使用した後、裁断処分をせず、印字部分に記号などを重ねて印刷して、個人情報部分を隠した上で、再利用するため、今年3月、校舎内の印刷室に置いた。

 翌4月、女性教諭(50)と男性教諭(25)が、部活動の保護者向け案内状や計算問題プリントとして用紙の一部を利用。生徒や保護者から「隠してある部分が見える」との指摘があり、学校が配布した全ての用紙を回収した。

 市の通知では、成績などが記載された用紙は再利用せずシュレッダーにかけることが定められている。この進路指導の教諭は「個人情報部分が見えなければ再利用して良いと思った」と話しているという。

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