高校の女性職員、1370万円横領 県と県教委が懲戒免職処分 福井

高校の女性職員、1370万円横領 県と県教委が懲戒免職処分 福井
産経新聞 2012年5月12日(土)7時55分配信

 県立道守高校に勤務する会計担当の女性企画主査(42)が会計システムを悪用し架空の出張費や消耗品購入費を自分の銀行口座に振り込むなどし、平成19年11月から今年2月までの間に約1370万円を着服したとして、県と県教委は11日、女性主査を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。刑事告訴を検討している。

 県などによると、元女性主査は、県工業技術センターに勤務していた平成19年11月〜22年3月の間、216回にわたって955万円を、道守高勤務の22年7月〜今年2月に45回、246万円を横領。このほか、同校でPTA会費など現金177万円を着服していた。

 会計システム上で架空の消耗品購入をでっちあげ、業者の代表者が交代したことにして代金の振込先を自分の口座にしていた。また、架空出張では、同僚が出張したように偽造して上司の決裁を受けていた。

 いずれも関係書類が作成されていないか破棄され、所属先のチェックにかからず、県による抽出式の監査を免れていた。

 県などの聴取に対し、元女性主査は横領を認め、「洋服代やローンに使った」と話したという。全額が弁済されている。

 県は、監督責任者の当時の会計責任者や事務長ら4人を減給10分の1、3カ月に、当時の校長を戒告処分とし、林雅則教育長ら4人を文書訓告などとした。

 会見した林教育長は「定時・通信制高校の生徒をサポートする立場の職員の不祥事で、大変申し訳ない」と陳謝し、森阪輝次・総務部長は「システムを改修して不正を防止するほか、会計書類の突き合わせを徹底する」と述べた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする