個人情報:足立区第十二中全校生徒の名簿、男性教諭が紛失 /東京

個人情報:足立区第十二中全校生徒の名簿、男性教諭が紛失 /東京
毎日新聞 2012年6月10日(日)11時6分配信

 足立区教育委員会は9日、区立第十二中学校(杉浦伸一校長)の50歳代の男性教諭が、飲酒して帰宅途中に全校生徒493人分の名簿などの個人情報を紛失したと発表した。
 区教委によると、教諭は6〜8日、引率のため3年生の修学旅行に同行。8日夕、学校の最寄り駅であるJR亀有駅近くで解散式をした後、午後7時ごろから杉浦校長を含む同僚の教諭ら9人で居酒屋に入り、酒を飲んだ。教諭は同9時20分ごろ、同駅から都内の自宅に向かい電車に乗ったが途中で寝過ごし、同11時ごろに自宅の最寄り駅に着いた際、個人情報の入ったリュックをなくしたことに気付いたという。
 リュックには▽担任するクラスの生徒38人分の氏名、住所、生年月日、扶養者名などが記された保険証の写し▽全校生徒493人分の電話番号や保護者名が記された学級連絡網及び生徒名簿▽3年生全154人分の健康状況調査票−−が入っていた。
 区教委は「生徒及びご家族におわびしたい。再発防止に全力を挙げる」などとしている。【山崎征克】
〔都内版〕

6月10日朝刊

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