児童ポルノ:製造容疑で准教授逮捕 容疑内容を認め、明の星短大が懲戒解雇 /青森
毎日新聞 2012年07月21日 地方版
山口県の女子中学生に裸の写真を撮影させメールで送らせたとして、青森明の星短大(青森市)の准教授で子ども学科長の鷲岳覚(わしおかさとる)容疑者(37)が同県警に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で逮捕された事件で、同短大は20日、鷲岳容疑者を18日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。短大は23日にも学生や保護者に処分について説明する。
短大の坂本明裕副学長によると、運営する学校法人明の星学園(本部・さいたま市、小野寺和子理事長)の岡本昇事務局長ら2人が18日、山口県警防府署を訪れ、鷲岳容疑者と接見。「報道されている事実に間違いない。短大、学生らにご迷惑をおかけしたので職を解いてほしい」と申し出を受けた。これを受け、学園の就業規則違反として理事長判断で解雇を決めたという。【吉田勝】
◇青森市健康福祉審議会の臨時委員も解嘱
青森市は20日の市議会民生環境常任委で、鷲岳覚容疑者を市健康福祉審議会の児童福祉専門分科会の臨時委員から解嘱すると表明した。19日に決定し、本人に通知が届き次第、解嘱となる。