ネットで脅迫し少女の裸撮影 敦賀署など、京都の高校教員容疑で逮捕 福井
福井新聞ONLINE 2012年7月25日(水)8時17分配信
インターネットを利用して福井県内在住の少女を脅し、裸を撮影したとして、敦賀署と県警少年課は24日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)と強要の疑いで、京都府京丹後市、府立宮津高校教員篠原大貴容疑者(27)を逮捕した。容疑を大筋で認めている。
逮捕容疑は昨年12月24日、自宅のパソコンでインターネットのサイトを利用し、県内在住の女子高校生(16)=当時=が18歳未満と知りながら、脅迫して裸になるよう要求し全裸の動画を撮影、保存した疑い。
敦賀署によると、篠原容疑者と少女はインターネットのサイトで知り合ったらしい。サイトではテレビ電話のように、お互いの顔や姿をパソコン画面で見られる状態でやりとりしていた。被害に遭った数日後、少女と家族が敦賀署に相談した。
同署などは24日、篠原容疑者の自宅と高校を捜索し、パソコンや付属品のカメラなどを押収した。画像を解析するとともに、余罪があるかどうかも含めて調べている。
府教育委員会によると、篠原容疑者は2008年度に採用され、数学を担当。同校の平井清司校長は取材に「教育熱心な教員だったので驚いている。府民の信頼を裏切ることになり申し訳ない」と述べた。