いじめ:学校でのいじめ、県教育長「早期発見・対応を」 /岩手
毎日新聞 2012年7月27日(金)13時12分配信
全国的に学校でのいじめが問題になっていることを受け、菅野洋樹県教育長は25日の定例記者会見で、「早期の発見・対応が何より肝要で、各学校や市町村教委に対策の確認、徹底をお願いしている」と述べた。
10年度のいじめの認知件数は、小中高校合わせて478件あった。昨年度分は現在集計中だが、減少傾向にあるといい、認知した案件はすべて解決しているという。また、現場では最近、地区の校長が集まって対策会議を開いたり、児童生徒へのアンケート調査を前倒しして実施したりする動きもあるという。菅野教育長は「何かあった場合に早期に対応できる体制作りが大事。保護者や地域の方々とも手を携えていきたい」と話した。【山中章子】
7月27日朝刊