<いじめ>中学の時の被害届 18歳女性、前橋署に提出へ
毎日新聞 2012年8月10日(金)20時29分配信
前橋市の市立中学校に通っていた女性(18)が、同級生の男女4人から受けたいじめが原因で対人恐怖症やPTSD(心的外傷後ストレス障害)になったとして、来週にも群馬県警前橋署に傷害容疑で被害届を提出することが10日、女性の父親(51)などへの取材で分かった。
女性は1月、学校側がいじめに適切に対応しなかったとして、市を相手取り約4686万円の損害賠償を求め提訴。和解の方向で協議を進めているが、父親は「民事訴訟では加害者に娘の状態や気持ちを分かってもらえず、謝罪の言葉も聞けない。何らかの形で責任をとってほしいと思った」と話している。
訴状などによると、女性は中学2年だった07年7月ごろから、教室の机に「死ね」と書かれたりシャープペンシルの先で太ももを突かれるなどのいじめを受け、3学期から不登校になった。自傷行為を繰り返し、いじめのトラウマによるPTSDなどと診断され、現在は入院している。
市教委は「現段階ではコメントできない」としている。【塩田彩】