いじめ:「認識の共有を」 高校の校長ら、奈良で緊急協議会 /奈良

いじめ:「認識の共有を」 高校の校長ら、奈良で緊急協議会 /奈良
毎日新聞 2012年8月14日(火)12時14分配信

 大津市で男子生徒が自殺した問題などを受け、「いじめ問題に関する緊急協議会」が奈良市で開かれた。公立高校の校長や県教委、県警の担当者ら26人が参加した。
 冒頭、県教委の沼田守弘・生徒指導支援室長が「現場はトラブルか、からかいか、いじめか頭を悩ませていると思う。いじめられた側が『いじめ』と感じたことは全て『いじめ』だとの認識の共有を」と述べ、被害者側からの視点で捉えるよう訴えた。
 県警少年課の村本宗重課長補佐は、いじめ事案発生の際の学校警察連絡制度を説明。「警察に連絡すると生徒を捕まえるとの心配があると思うが、私たちの目的は捕まえることでなく子供の健全育成」と積極的な制度活用を求めた。
 会合では、子供が学校側にいじめを相談する割合が少ないなどの調査結果も示され、参加した校長からは「ホームルーム活動など生徒の信頼に足る学級運営をしてきたか反省している。保護者からの訴えも『モンスター・ペアレンツ』と捉えがちだったが、もっと傾聴すべきでは」といった声があった。【野上哲】

8月14日朝刊

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