<大阪大>イベント参加高校生のメルアド誤送信

<大阪大>イベント参加高校生のメルアド誤送信
毎日新聞 2012年8月17日(金)18時24分配信

 大阪大は17日、今月上旬のイベントに参加した高校生ら999人にメールを送った際に、他の参加者のメールアドレスが分かる状態で一斉送信していたと発表した。阪大は該当者にメールで謝罪し、アドレスの削除を依頼した。今のところ悪用の報告はないという。

 阪大によると今月9日、高校生らに大学の施設見学などをしてもらうオープンキャンパスを工学部で開いた。16日に大学院工学研究科の男性教員が、参加申込者3167人に対し、ウェブサイトを通じたアンケートへの協力を求めるメールを、4回に分け送信した。

 他の参加者のアドレスが分からない手法で送るはずだったが、うち1回分は見える状態だった。一斉送信時にアドレスを入力する場所を誤ったらしい。

 阪大大学院工学研究科事務部は「再発防止を徹底したい」としている。【畠山哲郎】

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