広島・いじめ中3逮捕:市教委会議、厳しい声相次ぐ /広島
毎日新聞 2012年8月28日(火)15時6分配信
広島市教委の定例教育委員会議が27日開かれ、安佐南区の市立中学校の男子生徒(15)が同級生の男子生徒(15)の腰の骨を折る大けがをさせたとして、傷害容疑で逮捕された事件の経過報告があった。いじめの実態を把握できていなかった市教委側に対し、委員からは質問や厳しい意見が相次いだ。
市教委生徒指導課は、学校が当初は「暴力行為」と認識し、市教委にも報告していたことを「いじめの視点に立った心の面への指導には不十分さがあった」と報告。委員からは「現場が目の前の対応に追われ、感性が鈍っているというサインでは」などの意見が出た。
被害生徒は2年生の時、野球部の練習中に加害生徒から至近距離でノックされていたとされる。「顧問や周りの部員は何をしていたのか」との指摘に、同課の担当者は「顧問がいない時に発生し、見ていた部員も顧問に相談していなかった。傍観者への指導が不十分だった」と述べた。【中里顕】
8月28日朝刊