学校単独で解決が困難な問題 市教委がサポートチーム 和歌山市
産経新聞 2012年9月6日(木)7時55分配信
■専門家が指導、助言
和歌山市教委は5日、いじめ問題や保護者からの要望などで学校単独では解決が困難な事案について、指導や助言を行う専門家による「学校問題サポートチーム」を発足させた。
弁護士や精神科医、心理士、スクールソーシャルワーカー、警察官OB、教員OBの計13人の委員のほか、市教委の関係各課の職員らでサポートチームを構成。市立の幼稚園や小中高校に通う子供たちや学校からの支援要請を受けると、市教委学校教育課や少年センターなどがまず、状況把握のための調査を行う。
その結果、学校単独で解決することが極めて困難と判断された事案については、弁護士や医師、心理士などの委員に解決に向けた指導や助言をしてもらう。
発足式で大江嘉幸教育長は、大津市でいじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺した問題に触れ、「いじめに起因したものと思う」としたうえで、「子供たちが夢や希望を持てるよう、学校や家庭、地域で見守り、大人がかかわっていくことが必要」と、委員らに協力を呼びかけた。
学校教育課によると、市内の中学校でもいじめの加害者を転校させてほしいなどといった事案や、保護者が学校や教師に繰り返し無理な要求をする事案があるという。