矢祭町で正当な理由なくナイフなどの刃物を所持した疑いで32歳の男が逮捕されました。 銃砲刀剣類所持等取締法違反の容疑で逮捕されたのは、住所不定、無職の男（32）です。 警察によりますと、25日午前9時50分ごろ、火事で現場の警戒にあたっていた警察官が不審な男を発見し、職務質問をしたところ、男は走って逃げたということです。 その後、ポケットから取り出した刃物を両手に持ち、警察官が近づくと刃物を自分に向けるような動きをしていたということです。 男は、容疑を認めていて「自殺するつもりで持っていた」と供述しているということです。 また、男が確保された場所から数百メートル離れた場所では、木造2階建てのアパート1棟が全焼する火事がありました。 この火事による怪我人はいないということですが、警察は、この火事と男の関連を調べていて、男が放火をした可能性も視野に捜査を進めています。