那覇市の土地をめぐる贈収賄事件初公判 贈賄の罪に問われている男「賄賂の認識ない」無罪を主張

那覇市が所有する土地の所有権をめぐって那覇市議会の元議長らが贈収賄の容疑で逮捕された事件で、贈賄の罪に問われている男の初公判が24日那覇地方裁判所で開かれ、賄賂の認識はないとして無罪を主張しました。 この事件は、那覇市が所有する土地の所有権をめぐって、便宜を図る見返りに現金併せて5000万円を受け取ったとして、那覇市議会の久高友弘前議長や会社役員の男ら4人が贈収賄の罪で起訴されたものです。 このうち、贈賄の罪で起訴されている小池隆一被告は24日の初公判で、久高前議長に対して現金あわせて5000万円を渡したことを認めるいっぽうで、「賄賂ではありません」と無罪を主張しました。 いっぽう、前議長とともに金を受け取ったして、収賄の罪に問われている飲食店経営者の村山末子被告の初公判も24日開かれました。村山被告は「賄賂としては受け取ってはいません」と収賄についての認識を否認しました。 いずれの裁判も「賄賂の認識」と「共謀の有無」が争点となり、次回の公判は5月に開かれ証人尋問が行われる予定です。

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