免許失効の臨時教諭を誤採用 証明書を見落とし…採用無効に/県教委(埼玉)

免許失効の臨時教諭を誤採用 証明書を見落とし…採用無効に/県教委
埼玉新聞 2016/12/17(土) 10:33配信

 埼玉県教育委員会は16日、教員免許を失効していた男性の臨時教諭(36)を今年4月1日から誤って採用していたと発表した。教諭は13日付けで採用が無効となった。

 県教育局小中学校人事課によると、採用されたのは、川口市や上尾市など13市町を管轄する南部教育事務所管内の公立小学校教諭。同事務所が今年3月に採用事務を行った際、市教委から提出された書類のうち、教員免許の更新証明書を見落とし、免許が3月31日に失効することに気付かず採用した。

 教諭は、本来であれば今年の1月末までに更新の手続きをしなければならなかったところ、有効期限を勘違いしていたという。教職員採用課の担当者が今月12日、今年度中に更新期限を迎える教員の免許更新申請状況を確認していて判明した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする