福井商野球部監督が部員への暴力で謹慎処分(福井県)

福井商野球部監督が部員への暴力で謹慎処分(福井県)
FBC 福井放送 2020/2/5(水) 16:16配信

高校野球の名門・福井商業の監督が部員に暴力をふるったなどとして、日本学生野球協会から2か月間の謹慎処分を受けました。

謹慎処分を受けたのは、福井商業高校野球部の米丸友樹監督42歳です。

米丸監督は1月18日、部活動のランニング中に身が入っていないとして、2年生の部員のあごをつかんで注意しました。

さらに同じ部員が練習メニューの説明の際に、下を向いて話を聞いていないと感じ、頭を平手で1回たたいたということです。

別の部員の保護者からの通報で発覚したもので、日本学生野球協会は4日、部内の暴力と監督からの報告義務違反があったとして米丸監督を1月22日から3月21日まで2か月の謹慎処分としました。

高校によりますと、部員にけがはなく現在も登校して部活動にも参加しているということです。

米丸監督は「行き過ぎた指導をしてしまい生徒に申し訳ない」と反省し、部員全員に謝罪したということです。

福井商業の稲田俊彦校長は「体罰を受けた生徒や伝統ある野球部を応援してくれる人にも申し訳ない。今後はすべての教育活動で不適切な指導がないようにしたい」とコメントしています。

米丸監督は、2011年から福井商業を率いて夏の甲子園に2度出場しています。

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