所沢市の男性 現金1億円以上 だまし取られる/埼玉県

所沢市に住む68歳の男性が警察官を名乗る男からうその電話を受け、現金1億円以上をだまし取られました。 警察によりますと去年12月、所沢市の68歳の男性は携帯電話の画面に「あと2時間で携帯電話がとまるので、通信局に電話するように」などと表示されました。 その後、警察官や検事を名乗る男から「マネーロンダリングの容疑で逮捕状が出ている」「査察調査のため、手元にある現金を自宅の敷地内に置いてください」などと電話がありました。 話を信じた男性は現金あわせておよそ6400万円を自宅の敷地内に置くと何者かに持ち去られ、だまし取られました。 さらに男性は警察官を名乗る男から指示されるままに金融機関のATMなどから指定口座に19回にわたり現金あわせておよそ4300万円を振り込んでしまったということです。 県警は、「マネーロンダリングの容疑がかかっている」などと電話があった場合は特殊詐欺を疑い、相手の指示には従わず警察や家族に相談するよう呼びかけています。

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