「信号機がない」など問題点指摘 横断歩道で小学生がはねられ重体…警察などが現場を緊急点検(鳥取市)

3月31日に鳥取市で発生し、横断歩道を渡っていた9歳の小学生が車にはねられ意識不明の重体となっている事故を受けて、警察などが14日に現場を緊急点検、再発防止策を検討しました。 鳥取警察署や交通安全協会などの15人が、鳥取市松並町の現場を訪れ、状況を確認しました。 事故は3月31日午後4時50分ごろに発生。横断歩道を渡っていた9歳の男子小学生が車にはねられ、意識不明の重体となっています。 点検では、信号機や予告の路面標示がなく、ドライバーが横断歩道に気づきにくいなどの問題点が指摘されました。 警察官: 文字でも良いし、カラー舗装をするとか…。 今後、路面の表示を塗り直し、ドライバーから見えやすくすることや停止線の位置を横断歩道から1メートルほど遠ざけるなど、再発防止策について意見が出されました。 鳥取警察署交通第一課・竹矢秀雄課長: 警察の方で対応できるものは早急に対応したい。運転手の方は、横断歩道の手前で減速する、歩行者がいれば一時停止をするという交通ルールの徹底をお願いしたい。 この事故で、過失運転致傷の疑いで逮捕・送検された伯耆町の74歳の男が、その後釈放されていて、4月3日に安来市で車を運転中に高校生をはねる事故を起こして現場から逃走した疑いで、11日に島根県警に逮捕されたことがわかりました。 この男が釈放された理由について鳥取地検は「回答できない」としています。

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