個人情報:またUSB紛失 都立2学校、生徒記録 使用禁止の私物 /東京

個人情報:またUSB紛失 都立2学校、生徒記録 使用禁止の私物 /東京
2009年12月23日11時0分配信 毎日新聞

 ◇都教育庁の調査直後
 都教育庁は22日、都立多摩桜の丘学園島田分教室(多摩市)と葛飾特別支援学校(葛飾区)で児童・生徒の個人情報が記録されたUSBメモリーが紛失したと発表した。いずれも紛失したのは職場での使用が禁止されている私物のUSBだった。同庁では、度重なるUSBの紛失事故を受け、都立学校への訪問調査を今年秋に実施したばかり。同庁は「調査の直後に紛失が起きたことは極めて残念」としている。【鮎川耕史】
 同庁によると、島田分教室の男性教諭(46)は今月9日、私物のUSBが自席の引き出しからなくなっていることに気づいた。USBには児童・生徒54人の個人情報が記録されていた。教諭は、今年秋の同庁の調査の際、個人情報管理に関する自己点検票に「私物USBは使っていない」と虚偽の記載をしていたという。
 葛飾特別支援学校で紛失したUSBは男性教諭(31)の私物で、生徒27人の個人情報が記録されていた。教諭は今月14日に紛失に気づいたが、18日に学校玄関近くの植え込みで、三つに分解されているUSBが見つかった。何者かが持ち出して壊したとみられ、同校はデータの保存状態を確認するため修復を試みているという。
 都立学校(高校、特別支援学校)でUSBが紛失するケースは今年度で6校・7件にのぼった。紛失したUSBに個人情報が記録されていた児童・生徒の数は計2106人。自宅と職場の間を持ち運ぶ際に紛失する危険があるとして、同庁は都立学校に対し私物USBの職場への持ち込みを禁止している。
〔都内版〕

12月23日朝刊

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