交通事故：湯沢の教諭に戒告−−県教委 ／秋田
毎日新聞 2012年9月25日(火)12時28分配信
県教委は２４日、今年４月に人身交通事故を起こした湯沢市内の小学校の４０代女性教諭を同日付で戒告処分にしたと発表した。
県義務教育課によると、女性教諭は４月８日、普通乗用車を運転中、湯沢市吹張２の交差点へ十分に安全確認しないまま進入。進行方向右側から大型バイクが来るのに気づき停車したため、バイクを運転していた同市の４０代男性会社員が急ブレーキをかけて路上に転倒、右肩脱臼骨折などの重傷を負った。事故当日は日曜日で、女性教諭は子供の部活動の練習試合を見に行った帰りだった。
女性教諭は９月、湯沢簡裁で罰金２０万円の略式命令を受け納付した。バイクの男性とは示談した。
県教委の粟津尚悦次長は「率先して安全運転に努めるべき教育公務員としての自覚に欠ける。すべての学校関係者に不祥事防止を徹底する」と述べた。【坂本太郎】
９月２５日朝刊