いじめ認知件数:3万757件 今年4〜9月上旬、公立学校で緊急調査 /鹿児島
毎日新聞 2012年10月13日(土)16時1分配信
◇県教委「早期解消の対応する」
. 県教委は12日、県内の公立学校で実施した緊急調査で、今年4〜9月上旬に確認されたいじめの認知件数が3万757件だったと発表した。うち9割近くが解消済みだが、1割程度の約4000件が未解消という。県教委は「1件でも多く発見し解決するという認識で徹底した調査をした。いじめの早期解消に向けた対応を続けたい」と話している。【黒澤敬太郎】
緊急調査は大津市で昨年10月、いじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺した問題を受けて、文部科学省が全国に依頼。調査は統一された無記名方式で、「無視をされる」「物を隠されたり捨てられたりする」などのいじめの内容について、「今も続いている」「あったが、今はない」「ない」など該当する欄に丸を記入するもの。ほとんどの学校で9月上旬に実施され約16万人が回答した。
認知件数の内訳は小学校2万1463件▽中学校5991件▽高校3215件▽特別支援学校88件−−。内容では「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」がいずれの学校でも70%を超え最多だった。自殺につながるなどの重大ないじめは確認されなかったという。
県教委が実施した11年度の児童生徒の問題行動調査では調査方法の違いもあり、認知件数は342件だった。今回3万件を超えたことについて、県教委は「今回の調査で今まで認知できなかった事案を認知できたと考えている」としている。
10月13日朝刊