減給・停職を取り消し=君が代不起立訴訟―東京高裁
時事通信 2012年10月31日(水)17時46分配信
卒業式などで国旗に向かって起立し、君が代を斉唱するよう義務付けた東京都教育委員会の通達に基づく職務命令に違反し、懲戒処分を受けた都立高校の教職員ら64人が、都に処分取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決が31日、東京高裁であった。井上繁規裁判長は、請求を棄却した一審東京地裁判決を変更し、21人について減給・停職の処分を取り消した。
君が代不起立訴訟では最高裁が1月、「戒告処分までは懲戒権者の裁量の範囲内」とし、減給や停職など戒告を超える処分については、過去に重い処分歴がある場合などを除いて原則認められないとの判断を示している。