いじめ問題:横須賀市立中学校長会が研修会、「法的視点から学校の対応考える」/神奈川

いじめ問題:横須賀市立中学校長会が研修会、「法的視点から学校の対応考える」/神奈川
カナロコ 2012年11月6日(火)11時0分配信

 いじめの問題がクローズアップされる中、横須賀市立中学校長会は5日、いじめを苦に中学生が自殺した実例と判例を題材に、法的な視点から学校の取るべき対応について考える研修会を開いた。校長23人が出席した。

 弁護士で県教育委員会任期付職員の小林文子さんが講師を務めた。実例として、同級生からパンツを引き下げられるなどされていた中学3年の男子生徒が自殺し、いじめを受けていたにもかかわらず必要な措置を講じなかったと遺族が市や県を訴えたケースを取り上げた。

 高裁は判決で生徒への加害をいじめと認め、自殺の要因となったと認定。その上で、学校がいじめと認識せず、加害生徒や傍観する生徒を指導する注意義務があったにもかかわらず、必要な措置を取らず、被害生徒に対する安全配慮義務を怠った、としたという。

 小林さんは「いじめの端緒を見逃し、早期把握を怠ることで事態を悪化させることがある。早期の組織的な対応が必要」と述べた。

 研修に参加した女性校長は「学校全体で連携して生徒の様子に気を配っていきたい」と話していた。

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