器物損壊:群大元助教に懲役3年求刑 /群馬

器物損壊:群大元助教に懲役3年求刑 /群馬
毎日新聞 2015年10月31日 地方版

 元交際相手の車に剥離剤をかけたとして器物損壊罪などに問われている群馬大大学院医学系研究科元助教の岡宮智史被告(41)=懲戒免職=の論告求刑公判が30日、前橋地裁(野口佳子裁判官)であり、検察側は懲役3年を求刑した。

 起訴状などによると岡宮被告は2013年5月、元交際相手の20代女性の親族宅や近隣に「不倫のことはばらします」「職場で不倫しています」と顔写真を同封した手紙を送った。今年2月、群馬大病院の駐車場で女性の乗用車のワイパーを折り曲げ、ボンネットやドアなどに剥離剤が含まれた液体をかけた。5月には結婚相談所の資料を取り寄せて職場に送りつけ、6月に病院内のコンピューターに不正アクセスし、女性を中傷するメールを不特定多数に送った。

 被告は「手紙を送る行為が少しずつエスカレートした。『これを最後にしよう』と何度も思ったが、自分の気持ちが晴れることはなかった」と述べた。検察側は論告で「規範意識が鈍麻している」と主張。弁護側は社会的制裁を受けているとして執行猶予付き判決を求めた。【山本有紀】

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