大津・中2自殺:いじめ、組織的指導を 第三者委が勉強会 /滋賀
毎日新聞 2012年11月20日(火)16時1分配信
大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、いじめの実態などを調べている市の第三者調査委員会は18日、津崎哲郎・花園大特任教授(児童福祉論)と森田洋司・大阪市立大名誉教授(教育社会学)を招き、2回目の勉強会を開催した。
非公開で各2時間行われ、児童虐待問題に詳しい津崎氏は「児童虐待と自殺」をテーマに、子どもが学校生活と家庭生活の双方から影響を受ける実情を実務経験に基づいて講義した。いじめ問題の著書もある森田氏は「いじめとは何か」をテーマに、教師個人でなく学校の組織的指導の意義を解説。講義後の取材に対し「日本社会は社会問題としてのいじめに汲々(きゅうきゅう)としてきた。一部の痛ましい事案の裾野にある軽いいじめも包み込んだ対策が必要だ」と語った。
委員長の横山巌弁護士は、最終報告書を年内にまとめるとの考えを改めて強調した。【千葉紀和】
11月20日朝刊