「ひったくりやれ」認める＝自殺生徒に指示、少年書類送検へ―大阪府警
時事通信 2012年11月21日(水)20時35分配信
大阪府貝塚市で昨年10月、府立高校1年の川岸朋之さん＝当時（18）＝が自殺し、知人の少年3人からひったくりなどを強要されていた疑いが浮上した問題で、3人のうち専門学校生の少年（18）＝別の事件で少年院送致＝が大阪府警の調べに「（川岸さんら2人に）ひったくりをやってこいと言った」との趣旨の供述をしていることが21日、府警への取材で分かった。
府警は22日、窃盗容疑で専門学校生と実行役の川岸さん、少年（19）の3人を書類送検する。友人は「ひったくりしてでも金をつくれと言われた、と川岸君から聞いた」としており、府警は他の少年2人の関与についても慎重に調べる。