大津中2自殺 「教員がいじめを放置した」遺族側、訴訟で批判

大津中2自殺 「教員がいじめを放置した」遺族側、訴訟で批判
産経新聞 2012年11月27日(火)11時31分配信

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺したのはいじめが原因だったとして、生徒の両親が加害者とされる同級生3人と保護者、大津市に損害賠償を求めた訴訟の第4回口頭弁論が27日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)であった。遺族側は「複数の教員がいじめ行為を認識したか認識できたのに、放置した」と主張した。

 遺族側の答弁書では「(生徒が)同級生に暴行され、苦痛に顔をゆがませていたのを(教員が)4、5回以上目撃した」「成績カードが激しく損傷していたのに整理が悪いことが原因と決めつけた」など、複数の教員がいじめを放置した事例を列挙。生徒が1カ月で30万〜40万円使ったことを父親が相談したのに、教員は生徒に簡単な聞き取りしか行わなかったとしている。

 市側は和解の意向を表明したが、いじめと自殺の因果関係については、第三者調査委員会が年内にも出す報告書を待って判断する方針で、第4回弁論でも遺族側の主張への認否を明らかにしなかった。一方、同級生側は「遊びの範囲内だった」と一貫していじめを否定している。

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