中学校長が説得…音楽講師が免許なく美術授業
2013年12月18日 読売新聞
高知県内の町立中学校で、20歳代の女性音楽講師が男性校長(57)の指示を受けて今年4〜6月、免許を持っていない美術の授業も担当し、町教委が7月に校長を文書で注意したことがわかった。
文部科学省によると、該当科目の免許を持たない教員が授業することは、都道府県教委が認めれば可能。
県教委によると、校長は3月、赴任のあいさつに来た講師に美術も担当するよう指示。講師は拒否したが校長に説得されたという。
同校の教頭は、美術の授業をすることが県教委に認められていた。県教委は、講師が教頭の授業計画に沿って授業し、教頭が補講を行ったことなどから、生徒の成績には影響がないと説明している。
文科省教職員課は「へき地などの小規模校では教員の確保が難しく、別の科目の教員が授業を担当する例はあるが、申請せずに授業すれば教育職員免許法に違反する」としている。