吸うため持っていた…小学校教諭が大麻所持
日本テレビ系(NNN) 2014年3月5日(水)21時2分配信
北海道小樽市内の小学校教諭が乾燥大麻を所持し逮捕された事件で、教諭は「吸うために持っていた」と話していて、小学校に衝撃が広がっている。
3日に乾燥大麻を隠し持っていたとして逮捕された小学校教諭・吉成厚人容疑者(38)の身柄が5日、検察に送られた。
警察が車の中を調べたところ、乾燥大麻約3グラムが見つかったため、一緒に車に乗っていた交際相手の女とともに現行犯逮捕された。吉成容疑者は「吸うために持っていた」と容疑を認める供述をしているという。
大麻を吸った状態で授業を行っていた可能性もある中、吉成容疑者が勤めていた小樽市内の小学校には大きな衝撃が広がっている。小学校は4日夜、緊急の保護者説明会を開いた。
保護者「子どもたちはすごく心配している。先生は子ども思いの良い方です。ショックです」
小学校では5日、全校集会を開き、校長が児童らに謝罪したほか、児童の心のケアのためスクールカウンセラー1人を配置したという。
小樽市教育委員会・浅井泰之学校教育課長「勤務態度は普通で、日々研さんをしていた。まことに遺憾で、子どもたちや保護者には申し訳ない」
児童や保護者の信頼を裏切った吉成容疑者。警察は、乾燥大麻を入手した経路について調べており、今後、動機についても追及していく方針。