入試で「講和条約」を「講話条約」とミス…徳島
2014年3月12日 読売新聞
徳島県内の公立高で11日、一般選抜の学力検査が行われ、計5610人が受験した。
全日制31校3分校には5442人(募集5350人)が挑み、平均倍率は1・02倍。定時制は168人(同210人)が受け、0・80倍だった。12日には面接や実技検査などが行われる。また、欠席者などが対象の追試験は13日に行われる。合格発表は18日。
徳島市中徳島町の県立城東高では297人(同294人)が受験。受験生らは試験開始直前まで参考書などをめくり、教諭からの注意点の説明を緊張した様子で聞いていた。
県教委によると、城北高で監督者の指示の誤りで、37人の試験開始が20秒遅れたほか、小松島西高では試験中にトイレに出た生徒を付き添いの監督者が別の教室に誘導し、解答時間が約6分間短くなるミスがあった。該当する受験者は希望すれば追試験を受けられる。また、社会で「講和条約」を「講話条約」と表記するミスもあり、関係する問題を全員正解にする。(苅谷俊岐)