桜丘高校長の出張旅費、請求理由なしも一部に付帯意見/横浜
カナロコ by 神奈川新聞 2014年3月14日(金)4時0分配信
横浜市立桜丘高校(保土ケ谷区)校長の出張旅費が必要額を超えているとして、市民が「損害を補填(ほてん)するための措置を講じるべき」などと市長らに勧告するよう求めた住民監査請求で、市監査委員は13日までに、請求の理由がないと判断した。また、監査対象外とした一部請求に関連して意見を付けた。
監査結果では、校長の善行教育センター(藤沢市)への出張は「適正に処理されている」と判断。戸塚高校(戸塚区)、南高校(港南区)への出張については請求期間を過ぎているとして監査対象としなかった。
意見では、校長の通勤経路上にある戸塚高校への出張について「あえて(通勤経路とは)別の経路で出張することは不自然」と指摘。桜丘高校における出張事務処理について「出張命令簿の誤記載や旅費請求の確認の不徹底など課題も散見された。学校は再発防止に向け対策を講じる必要がある」とした。
監査結果を受け、岡田優子教育長は「陳述内容を理解いただけた。監査委員の意見を踏まえ、今まで以上に市の制度を正しく理解した運用に努め学校との連携を図る」、校長は「妥当な結果。事務処理の課題については改善を図る」とコメント。請求人は「事実と違う点もあり、認めることができない。今後の対策を協議する」と話している。