京女大入試ミス、13人を追加合格

京女大入試ミス、13人を追加合格
京都新聞 2014年5月8日(木)14時19分配信

 京都女子大(京都市東山区)は8日、1月29日実施の一般入試の日本史で採点ミスがあり、13人を追加合格にしたと発表した。3人は別方式の入試で合格し入学していたが、10人は他大学に通ったり、浪人したりしているという。13人には経済的な補償や入学した場合の補習をする。
 大学によると、江戸時代の海外渡航の規制を問う空所補充問題(配点2点、100点満点)で、正解の選択肢を間違えて採点していた。大学が入試問題集を作成する過程で、4月25日に分かった。日本史の受験者は657人で、採点をやり直した結果、文学部、発達教育学部、現代社会学部、法学部の13人が合格最低点を上回った。
 大学は「受験生や保護者に多大な迷惑をかけたことを深く反省している。再発防止に全学を挙げて取り組む」としている。

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