<広島大医学部>追試不合格「同じ内容が伝統…今年違った」

<広島大医学部>追試不合格「同じ内容が伝統…今年違った」
毎日新聞 2014年5月15日(木)19時12分配信

 広島大医学部(広島市南区)で今年1月、学内試験の追試験を受けた2年生(当時)120人全員が不合格となる事態があった。学生と見られる人物がツイッター(短文投稿サイト)上で、「例年、本試験と追試は同じ内容が伝統だったのに今年は違った」と投稿。大学側は「全く同じということはない」と否定する一方、異例の結果に「医師を志す者は生半可な勉強では困るという、学生の本分が伝わる良い機会になった」と話している。

 広大によると、1月11日に「神経解剖学」の本試験を実施。126人が受けて120人が不合格になり、同31日に追試験を実施した。追試も全員が不合格だったため、担当教員が「これまでの学生生活を大いに反省し、各自の責任において対処されたし」との文章と、赤字で「全員不合格」と書いて学内の掲示板に張り出した。不合格者は2月に補講と小テストを受け、結局、11人が留年した。

 インターネット上で、本試験と追試が伝統的に同じとのうわさなどが話題になっていた。広大の担当者は「結果的に似たような問題が過去にあったが、全く同じだったことはない。学生がヤマを張っただけではないか」としている。【高橋咲子】

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