土庄町職員が情報消去で逮捕(香川)

土庄町職員が情報消去で逮捕(香川)
NHKニュース 2014年0月17日 19時30分

土庄町教育委員会の45歳の男性職員が町役場に侵入してパソコンを無断で操作し、税金を滞納している町民の個人情報を削除したなどとして公電磁的記録毀棄などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは土庄町教育委員会教育総務課の副主幹、中井正容疑者(45歳)です。
警察などによりますと、中井容疑者は去年11月、土庄町役場で以前自身が所属していた部署に夜間に侵入し、パソコンを無断で操作して住民税や固定資産税などを滞納している町民およそ1800人分の氏名や収入などの個人情報を削除し、町の業務を妨害したとして、公電磁的記録毀棄などの疑いが持たれています。
警察の調べに対し、中井容疑者は「滞納者のデータをバックアップしようとしたら誤ってデータが消えてしまった」と述べ、「妨害する意図はなかった」と、容疑を否認しているということです。
土庄町はことし2月中井容疑者を減給の懲戒処分にしたうえで警察に被害届を出していました。
土庄町教育委員会の藤本義則教育長は「町民の皆様に深くおわび申し上げます。今後職員の指導を徹底し信頼回復に最大限努めたい」と話しています。

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