隣家に不法投棄、人身事故報告せず…教職員処分
読売新聞 2014年08月07日 11時30分
松山市と市教委は6日、許可なしに不動産収入を得たり、隣家にごみを捨てたりした30〜60歳代の職員や教諭6人を訓告、9人を厳重注意の処分にしたと、発表した。処分は7月16日付。
発表では、処分された15人のうち13人が、市の許可なく農業や不動産賃貸などの兼業収入を得ていた。最長は1988年から26年間だった。残る2人のうち、市立中学の40歳代の女性教諭は2012年3〜4月、隣家の車庫や庭に使用済みのコーヒー容器15個を14回にわたり不法投棄した。男性職員は乗用車を運転中にミニバイクと接触し、相手にけがを負わせた交通事故を市に報告していなかった。
兼業収入の処分が多かった理由は、市が6月、全職員を対象に面談調査をしたところ、相次いで発覚したためだという。