分限免職処分取り消し訴訟:元高校教諭の請求を棄却 /佐賀
毎日新聞 2013年10月19日 地方版
県教委が知識不足などを理由に分限免職処分にしたのは違法だとして、元高校教諭の40代男性が、県を相手取り、処分の取り消しと約990万円の損害賠償を求めた訴訟で、佐賀地裁(波多江真史裁判長)は18日、元教諭の請求を棄却した。
判決によると、元教諭の指導力について、研修を経ても改善がなかったと認定。今後、研修を継続しても指導力不足が解消する見込みはなく、元教諭が所属する学校に校務運営上、重大な支障を与える可能性があるとした。