偶然同じホテルに…同僚女性にキスした男性教諭

偶然同じホテルに…同僚女性にキスした男性教諭
読売新聞 2014年08月30日 11時45分

 山口県教委は29日、同僚にセクハラ行為をした教諭や、無断で公印を使用して決裁を受けたことにしていた事務職員など、2件4人の懲戒処分を行ったと発表した。

 同僚にセクハラ行為を行ったとして停職4か月の処分を受けたのは、下松高の男性教諭(51)。県教委教職員課の発表によると、男性教諭は今年7月25日、有志の同僚と5人で食事をした後、偶然同じホテルに宿泊予定だった同僚女性に対し、ホテルのエレベーターで自分の部屋に来るように言いながら抱き寄せキスをした。女性から相談を受けたほかの同僚が校長に報告して発覚した。

 不適正な会計処理を行ったとして、停職2か月の処分を受けたのは、宇部市立船木小の女性主事(26)。8月29日付で辞職した。同課によると、主事は山陽小野田市立埴生中に勤務していた2010〜13年度、管理職の公印や私印を使って決裁がないまま業者への支払いをしたほか、保護者に返金すべき金銭の処理をしていなかった。公金の着服などはなく、動機について「事務処理が滞りがちで、管理職から指導を受けることもあり、隠そうという気持ちもあった」と説明しているという。

 また、監督責任を問い、当時の校長(現・岩国市立玖珂中校長)を減給1か月、教頭を戒告の懲戒処分とした。

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