滝沢の中2自殺、第三者委委員決定 岩手
産経新聞 2014年9月18日 7時55分配信
5月末に滝沢市内の中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、市教育委員会は17日、臨時会議を開き、生徒へのいじめの有無などを調べる第三者調査委員会の委員5人を決めた。委員は、三上邦彦県立大社会福祉学部教授(学識経験者)▽太田秀栄(しゅうえい)岩手弁護士会理事▽智田(ちだ)文徳盛岡市医師会理事(精神科医)▽細江達郎岩手大・県立大名誉教授(臨床心理士)▽坂口繁治(しげはる)県社会福祉士会副会長。第三者調査委員会は、いじめの有無や自殺の背景を調べ、同様の事態が再発しないよう提言をまとめる。この問題で、学校側は6月、生徒や保護者にアンケートを実施し、7月に「いじめと疑われても仕方ない事案があった」との結果を報告したが、自殺との因果関係に言及しなかったため、男子生徒の家族が第三者委員会の設置を求めていた。