生徒暴行の教諭戒告 千葉市教委

生徒暴行の教諭戒告 千葉市教委
千葉日報 2015年02月6日 12:58

 千葉市教委は5日、教え子の男子生徒に暴行して全治4週間のけがを負わせたとして、同市中央区にある市立中学校の男性教諭(33)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 市教委によると、教諭は2013年12月、担任を務める3年生の不登校の生徒を家庭訪問した際、生徒の態度が反抗的だったとして髪をつかんで家の外に引きずり出し、顔や背中を殴ったり蹴ったりした。母親も同席していたという。

 昨年3月、保護者が千葉中央署に被害届を提出。教諭は傷害容疑で書類送検され、11月に千葉簡裁から罰金20万円の略式命令を受けた。市教委の聴き取りに対し「指導力のなさを反省している」と話しているという。

 市教委は「生徒やご家族、市民にご迷惑をお掛けしおわびする」とコメントした。教諭は現在も同じ中学校に勤務している。

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