免許失効で授業、北九州市の小学校講師
西日本新聞 2015年2月12日 14時6分配信
北九州市教育委員会は10日、同市小倉北区の小学校の20代男性講師が、臨時教員免許(有効期間3年)が失効した状態で約2カ月間授業をしていたと発表した。男性講師は免許が失効した昨年12月1日にさかのぼって失職した。
市教委によると、男性講師は2011年12月、臨時教員免許を取得。小学校の非常勤講師として任用され、14年度は4年生を担任した。講師は「任用期間が今年3月までだったため、問題ないと考えていた」と釈明しているという。
講師は昨年10月、教員採用試験に合格し、その後の手続きの過程で県教委が失効に気付いた。市教委は有効期間の確認を怠っていたとして今後、担当者の処分
を検討する。
=2015/02/11付 西日本新聞朝刊=