<九州大>論文5本に画像取り違えミス「不正行為なかった」
毎日新聞 2015年3月18日 19時8分配信
国内の複数の研究者が発表した科学論文約80本に画像の切り張りなど不正の疑いが指摘された問題で、九州大は18日、九大関連の論文8本のうち5本で画像の取り違えなどのミスがあったが「不正行為はなかった」との調査結果を発表した。
調査対象は、生体防御医学研究所の教授2人と大学院医学研究院の教授1人の論文計8本。8本中5本については、画像の取り違えや臓器名の誤記などの作図ミスがあった。しかし、故意ではなく、実験結果は科学的に正しかったと結論づけた。既に科学誌に正しい図の掲載を依頼したという。
残る3本については研究所の移転で元データが処分されたものもあったが、実験ノートや第三者の検証によって正しさを証明したという。【川上珠実】