80歳夫が搬送後死亡、顔殴った56歳妻を逮捕
読売新聞 2015年3月22日(日)11時9分配信
夫(80)の顔を殴ったとして、京都府警下鴨署は22日、京都市左京区修学院千万田町、自称塾講師・曽我久子容疑者(56)を暴行の疑いで逮捕した。
夫は病院搬送後に死亡が確認されており、同署は司法解剖して詳しい死因を調べる。
発表によると、曽我容疑者は21日午後0時30分頃から同4時頃までの間に、自宅で夫の顔を素手でたたいた疑い。曽我容疑者は夫と二人暮らしで、夫の顔面や体には複数の打撲痕があった。調べに「着替えさせる時に手が当たっただけ」と容疑を否認しているという。
夫は認知症を患っていたとみられ、今月12日には自宅近くで徘徊(はいかい)しているところを同署に保護されていた。顔面や頭部に擦り傷があったが、曽我容疑者が病院搬送を拒否したことから、同署は虐待の恐れがあるとして、市に情報提供していたという。