職員が672万円横領 米子高専が懲戒解雇処分
日本海新聞 2015年5月26日
米子高専(米子市彦名町、斉藤正美校長)は25日、学校管理運営として保護者から預かった金など計約672万円を横領したとして、40代の男性事務職員を懲戒解雇にしたと発表した。職員は横領を認めて既に全額を弁済しており、同校は被害届を提出しない方針。
同校によると、職員は2013年4月〜15年3月、学校運営に用いるため保護者らが負担している学校管理運営費(438万4612円)と、慶弔費などとして教職員らが毎月積み立てる教職員親睦会費(234万円)を着服。借金返済や生活費などに充てていたという。
職員は13年4月に文部科学省の関係機関から異動し、両会計を担当。今年3月末、同僚に横領を打ち明け、発覚した。同校は4月、2回にわたって本人への聞き取りを行い、事実関係を確認した後、処分を決めた。
両会計はこの職員だけが扱っており、親睦会費は毎年4月に確認していたが、管理運営費は担当者が交代する時だけ業務の引き継ぎで確認する程度だったという。東善和事務部長は「彼を信じ切っていたし、管理が悪い慣例として続いてしまった」と話している。
今後は複数の職員で会計を管理し、確認作業を毎年行うよう見直した。斉藤校長は「二度と起こらないよう再発防止に努める」とするコメントを出した。