11歳女児強姦未遂の元高校教諭に猶予判決 名古屋地裁

11歳女児強姦未遂の元高校教諭に猶予判決 名古屋地裁
産経新聞 2015.7.1 15:44

 携帯電話の通信アプリで知り合った当時11歳の女児に乱暴しようとしたとして、強姦未遂罪に問われた愛知県立東郷高の元教諭、小島栄治被告(48)に、名古屋地裁は1日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 堀内満裁判長は判決理由で「心身の発育が十分でない11歳の被害者に金銭をちらつかせ、ビデオカメラを回して執拗(しつよう)に乱暴しようとした行為は悪質だ。生徒を指導すべき立場だが欲望に溺れ、強い非難に値する」と指摘。執行猶予とした理由については「反省し、被害弁償に努力している」とした。

 判決によると、昨年11月30日、名古屋市内のホテルで女児を乱暴しようとした。

 愛知県教育委員会は6月、小島被告を懲戒免職処分にした。

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