県教委汚職事件の情報公開巡り審査へOBS大分放送ニュース 2015/9/28 09:28
県教委汚職事件を巡り市民グループが行った情報公開請求を県警が非公開とした決定について県公安委員会は第三者委員会に諮問し県警の決定が妥当であったかを審査することになりました。2008年に発覚した県教委汚職事件を巡る採用取り消し訴訟では当時の県教委ナンバー2だった元審議監が法廷で採用試験での口利きの存在を認めたうえで、「口利きのリストはフロッピーディスクに保存していたが、警察に押収され返ってきていない」と証言しています。大分市民オンブズマンは今年7月、押収品の一覧などが記載された書類の情報公開請求をしましたが、県警側が「非公開」としたため不服申し立てをしていました。これを受け、県公安委員会は今月17日弁護士などの有識者で作る県情報公開審査会に諮問し、県警の決定が妥当であったかどうかを審査することになりました。県公安委員会は審査会の答申を受けて結論を出す方針です。