生徒アンケート分析へ 女子高生自殺、対策委第1回会議
福島民友新聞 2015年10月1日(木)8時55分配信
会津地方にある県立高校の女子生徒が校内で自殺した問題で、県教委は30日、会津若松市で県いじめ問題対策委員会の第1回会議を開き、今後の調査方針として、全校生のアンケート結果の分析や、女子生徒の所属していた部活動などを中心に生徒や教職員らに聞き取りを進めていくことを決めた。
鈴木庸裕福島大教授ら委員5人が出席。黙とうをささげた後、大沼博文県高校教育課長が「事実関係を明らかにし、背景を調べる。専門の立場から意見をいただきたい」とあいさつした。議長を務める鈴木教授は「生徒が1人亡くなったという事実を重く受け止め、遺族の信頼に応えられるよう第三者性を守って調査、検証に取り組む」とした。今後は月2回開催予定で、次回は10月中旬に開く。